三井ガーデンホテル銀座(モデレートツイン)
2007/03/10 Sat [Edit]
満足度: ☆☆☆☆☆☆☆(最高は☆x10)
残業で目がクタクタ。
車を運転して帰宅する気に全くなれなかったので、泊まることにしました。
以前から興味を持っていたこのホテルを予約し、出かけました。
このホテル、シティホテルなのかビジネスホテルなのか、よくわからないホテルです。
非常にスタイリッシュで高級感があるので、シティホテルのカテゴリーに入れてもいいかなと思う一方、部屋の狭さ・ベルパーソンがいない・ルームサービスがないなどを考えると、ビジネスホテルの域を出ない気もします。
泊まってみて私が達した結論は、
「高級とスタイリッシュを追求したビジネスホテル」
でした。
ビジネスホテルとしては相当いいホテルですが、周辺のシティホテルと同じ土俵には上がるのは無理がある、という印象です。
さて、車は会社の駐車場に置き、地下鉄で新橋へ。
このホテルは銀座にありますが、8丁目なので、新橋が最寄駅です。

エントランスに車寄せはありません。ライトアップは美しかったです。

フロントは16階にあります。1階には一切スタッフはおらず、自力でエレベータに乗って上がります(別に迷いませんでしたけど)。
↑写真は16階のロビーです。
このホテルは、「明かり」の使い方がうまいですねえ。
私好みの高級感。
フロントは深夜(23時頃)にもかかわらず、チェックイン客でかなり混雑していました。
受付スタッフは3人。
このホテルのフロントには「順番待ちレーン」がありません。だから次々に到着する客は3箇所で手続中のチェックイン客それぞれの後ろにどんどん並んでしまいます。
こうなると、フロントスタッフの処理スピードはまちまちなので、並ぶレーンによって「当たりはずれ」が生じます。隣のラインに並んだ自分よりあとに到着した客が、自分より先にチェックインできてしまうのは、非常に不条理で、ストレスが溜まります。
きちんと順番待ちレーンを設けて、先に到着した客が先にチェックインできるようにすべきです。

客室階へのエレベータは、客室のカードキーを挿さないと乗れないようになっています。ちょっと面倒くさいです。
客室階の廊下は、幅のゆとりはありませんが、落ち着いた雰囲気。

このホテルは同じカテゴリーでも部屋によって広さがけっこう違うようです。

客室扉からのショット。
左側に大きな鏡、右側にバスルーム。バスルームと居室の間にクローゼットがあります。

カードキーを挿さないと、メインの照明や空調が作動しないようになっています。

バスルーム。バスと洗面とトイレを画面内に収めるため、ローアングルになっています。

非常にスタイリッシュな洗面とトイレ。トイレは脱臭機能付のウォシュレット。
広くはないですが、狭さをあまり感じない、考え抜かれた配置になっています。


バスは、洗面&トイレとはガラス扉で仕切られています。
浴槽とシャワーブースが一体になっているというイメージで良いと思います。浴槽は、一般的なシティホテルのそれと比較すると、ちょっと短く、足は伸ばせません。深さはそれなりにあると思います。
シャワーブース直結なので、お湯が溢れても問題ない造りとなっていますが、浴槽のサイドに排水口(ある程度以上お湯が溜まると強制的に排水してしまう)がついてしまっているので、浴槽にお湯を目一杯はることができないのが残念です。
さらに、シャワーブースは、本当にシャワーのブースです。なので、「座って体や頭を洗う」ことを全く想定していません。腰掛けはないし、低い位置に蛇口やシャワーもありません。
「座って洗える」設定にできたはずなのに、なぜしなかったのか。
なんか、非常に残念です。


バスルームと居室の間にあるクローゼットは、廊下部分が狭くて全景を写すことができませんでした。そこで、↑のように、下の部分と上の部分を分けて撮影しました。
クローゼットの下の部分には、ズボンプレッサーとスリッパが。スリッパは足のサイズ27cmの私には小さすぎて、ちゃんと履けませんでした。
クローゼットの上部には、ナイティと加湿器が。
私、加湿器を客室に常備しているホテルに初めて出会いました。加湿器は貸出が普通だと思いますので、驚きました。

居室は、私は非常に気に入りました。思いっきり私好み。
もっと広ければパーフェクトなんですけど。

ベッドは至って普通のサイズのシングルベッド。寝心地はそこそこ良かったです。

電話機はヤコブセンかなんかだったと思いますが、ホテルの電話らしくなく格好いい電話です。
電話脇のパネルは、照明や空調の操作盤。
ラブホテル(最近はそう言わないのかな?)を連想するのは私だけでしょうか。

ひとり分ですが、こ洒落たソファもあります。

ソファ前の四角い物体の中には、冷蔵庫とケトル・グラス類と生け花があります。

ソファとベッドの間にはセイフティボックスがあります。

液晶テレビはアクオス。地デジ見られます。

冷蔵庫には無料の水2本のみ入っていて、ミニバー機能はありません。

これが生け花。造花ですけど。

テレビの音声は天井のスピーカーから聞こえます。BOSE製。

水やアメニティ類はホテルのロゴは入ったオリジナル品。ブランド戦略を感じます。


朝の客室からの景色。上は右方向の景色で、汐留・浜離宮・台場方面を、下は左方向で、築地・佃方面を望めます。
スタイリッシュでシックで高級感があって、なかなか快適に滞在できましたが、あらゆる場面で「広さの欠如」をヒシヒシと感じるホテルでした。広さを犠牲にしたゆえに、安価に泊まれるのでしょうが、私としては、多少高くなってもいいから、広さが欲しかったです。
ただ、私はビジネスホテルにはいくら安くても泊まる気にはなれないのですが、このホテルには今後も泊まってもいいと思いました。
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三井ガーデンホテル銀座〒104-0061東京都中央区銀座8-13-1TEL 03-3543-1131FAX 03-3543-5531口コミサイト一休 楽天トラベル三井ガーデンホテル銀座のお得なプランを探そう! 予約